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企業動向

日産キックスe-POWER欧州投入、サンダーランド工場に170億円投資

日産自動車が9月16日、英国サンダーランド工場を舞台にした欧州向け商品戦略の一手を発表した。国内では2代目「キックス」が今年6月に発売されているが、今回はその欧州仕様に焦点が当たっている。

日産自動車株式会社は16日、欧州市場に新型モデルとなる「キックス e‑POWER」を投入し、操業40周年を迎える英国のサンダーランド工場で生産するため、1億7,000万ポンドを投資すると発表した 。この発表は英国現地時間9月16日午前1時1分に発行されたプレスリリースの参考抄訳として、日産のグローバルニュースルームに掲載されている。

発表内容

発表主体は日産自動車株式会社で、公式発表日は2026年9月16日。 コンパクトなBセグメントクロスオーバーである「キックス e‑POWER」は、日産独自のハイブリッド技術である「e‑POWER」を搭載し、「キャシュカイ」、「ジューク」、「日産リーフ」とともに英国のサンダーランド工場で生産される 予定だ。

日産のAMIEOマネジメントコミッティ議長を務めるマッシミリアーノ・メッシーナ氏は、今回の投入について 「これは欧州地域にとって素晴らしいニュースであり、新たな市場へ新型モデルを投入する当社の機動力とスピードを示すものです」 とコメントしている。

変更点・投資の内容

生産体制

サンダーランド工場は 操業40周年を迎える英国のサンダーランド工場 であり、今回のキックス生産開始により 同工場で生産される10車種目 のモデルとなる。 サンダーランド工場は、1986年に初代「ブルーバード」の生産を開始し、2026年で操業40周年を迎えた。これまでの累計生産台数は1,200万台 に達している。

パワートレイン

搭載されるのは第3世代のe-POWERで、 2代目キックスは現在、日本、メキシコ、ブラジルで生産されており、これまでに世界70以上の市場で累計180万台以上を販売 している実績がある。同工場では すでにキャシュカイのe-POWER搭載モデルを生産しており、その知見を活かして英国、欧州、トルコ向けに新型キックス e‑POWERを生産する 方針だ。

今後の展開

今回の発表は 来週公開予定の欧州向け新型Aセグメント小型EV「PIXO」の発表に続く商品投入 と位置づけられている。また 2027年には全面刷新する第3世代の新型「ジューク」の生産も予定している 。

中古車相場への影響

中古車価格・買取相場への影響

今回の発表は欧州市場向けの生産・投入に関するものであり、日本国内の中古車市場に直接影響する内容ではない。日本仕様のキックスは現行モデルが今年6月に発売されたばかりで、国内の中古車流通量はまだ限定的とみられる。現時点では公式リリース本文に日本の販売・在庫状況への言及はなく、国内中古車相場への具体的な影響を断定できる情報はない。

購入・売却・利用時の確認点

  • 日本国内向けキックスの仕様・価格は今回の欧州向け発表とは別であり、購入検討時は国内向け公式資料を確認する。
  • 欧州仕様と日本仕様ではグレード構成や装備が異なる可能性があるため、海外情報を国内仕様と混同しない。
  • サンダーランド工場の稼働体制強化は日産の英国・欧州事業の継続性を示す材料であり、同工場関連車種(キャシュカイ、ジューク、リーフ)のグローバル供給体制の一端として把握しておく。
  • 今後予定される新型ジューク(2027年)や小型EV「PIXO」の発表動向も、日産の商品ラインアップ全体を把握するうえで確認しておきたい。

まとめ

日産は2026年9月16日、欧州向けに「キックス e-POWER」を投入し、英国サンダーランド工場に1億7,000万ポンドを投資すると発表した。国内向けキックスの仕様変更を示すものではないが、日産のグローバル戦略・工場稼働体制を把握するうえで参考になる発表である。

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